Good Sunset!
夕凪です。
いつものように作業用BGMとしてSCPゆっくり解説を聞いていました。
今日聞いたのは「愛猫バニラ」。飼いねこの変化を静かに見守るお父さんのtale。普通に続くはずだった日常のお話です。
かわいいバニラにほんわかして、突然の別れが切なくて、もしちょこちゃんに同じことが起きたら……なんて考えます。懐いていなかったとしても、幼い頃から一緒だった家族を収容しなきゃいけなかった綾さんはどんなにか苦しかったでしょう。
そこで。
何かが、思考の隅に引っかかりました。
ねこの、バニラ。
娘の名前は ”綾”。
”28歳のとき”。
嗚呼、
エージェント・梅田。いい加減、早く起き上がって。
我々には泣いている暇などないんですよ。
エージェント・梅田。
貴女だったのね。
ずっと前、財団を知って間もない頃に聞いた「紐を放した風船は」。まだtaleが何かどころかオブジェクトクラスの定義もわからなくて、それでも財団世界の不条理とそこに生きる人々の在り方を垣間見たように感じた作品。家族を奪われ続けて、無感情になって、やっと泣けたのに泣く時間を許されなかった、珍しくフルネームで呼ばれていたから覚えていたエージェント。
こどもの頃の知り合いに数年ぶりに再会したような衝撃でした。
解説・読み上げは動画時間の関係上、どうしてもメインとなる記事だけの考察にとどまり、同じ著者・同じ登場人物による関連作品の紹介には至らないことが多いです。それぞれ独立した記事の紹介を閲覧して、多種多様な作品が記憶を通り抜けてゆく中でふとした繋がりに気づく。それは今回みたいに登場人物であったり、一貫した主題であったり、文章のクセであったりするのです。
これだからSCPは、創作は、奥が深くて面白いなぁと改めて思いました。
それでは今日はこれで終わります。
見てくれてありがとうございました。